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日本酒は、原料米や麹、製法、その後の加熱処理の方法によって、多くの種類に分類されます。 |
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精米歩合が60%以下で、米酵母を用いて低温でゆっくりと発酵させて |
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精米歩合が70%以下の原料米と麹、水を原料にして造られるお酒です。 |
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精米歩合が70%以下の原料米に、醸造用アルコールを添加して造ったお酒です。 「本造り」「本仕込み」とも呼ばれ、最もポピュラーな日本酒と言えるでしょう。 醸造用アルコールは「混ぜもの」という悪いイメージがありますが、実は日本酒をサラリとしたさわやかな飲み心地にさせる大きな役割があるのです。 また、使用される醸造アルコールの分量は原料米の10%以下と決められています。 |
日本酒は酒蔵で仕込まれたあと、出荷されるまでに通常2回の火入れ(加熱処理)を行いますが、この火入れを行わないものを「生酒」と呼びます。 |
日本酒は、もろみを搾った後に、アルコール度数を調整するために水を加えますが、この加水を行わない酒のことを「原酒」と呼びます。 |
お酒のラベルには、そのお酒に関する様々な情報が記載されています。 ラベルの見方を知っておくと、そのお酒がどういった口当たりで、 |
酒造り用の米は、食用の米とは違い、粒の中心に芯白と呼ばれる白いデンプンの塊があるのが特徴です。 |
文字通りアルコールが含まれている割合を指します。原酒で18~20度、一般的な日本酒は15~17度程度です。 |
甘い、辛いの目安となる数字で、水の比重と同じものをゼロとして、 |
日本酒に含まれる有機酸の総量で、味の濃淡を見る目安となる数字です。 |
米の外側を削って、残った白米の割合です。 精米歩合50%とは、50%の糖として削り取っていることになります。 |
酒造りに携わる人のことを蔵人(くらびと)といいますが、その蔵人の総責任者のことを杜氏(とうじ)といいます。 |
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